近年利用者が増加してきているのが、ウォーターサーバーです。ウォーターサーバーとは、専用のボトルをセットすることにより、いつでも冷水や熱水が出てくる給水器のことを言います。ボトルの中の水が少なくなってきたら注文して、自宅に新しいボトルを配送してもらいます。配送の日を決めておく定期購入もできるようになっている会社が多いです。
空になったボトルは、新しいボトルが届けられる日に回収するところと、使い捨てになっているところがあります。再利用されるところに比べ、使い捨てのところは少し値段が高くなるところが多くみられます。ウォーターサーバーの専用のボトルの大きさは、9リットル、12リットル、20リットルなど、会社によっても、種類によってもさまざまです。冷水の温度は5度から10度、熱水の温度は80度から90度に設定されています。
ウォーターサーバーには、床に置くタイプと、テーブル等の上に置く卓上タイプが多くみられます。床に置くタイプのものが一般的ですが、卓上タイプは、設置するスペースが少なくても置くことができます。最近では、コンパクトでカラフルだったり、見た目もオシャレなタイプのものが増えてきています。ウォーターサーバーに使われる水は、天然水を使用している会社や、RO水を使用している会社があります。
天然水は、採水地からそのままの水です。会社によって、採水地やミネラルの含有量に違いがあります。RO水とは、水道水を高濃度のフィルターでろ過した水のことを言います。いろいろな不純物が徹底的に取り除かれており安全ですが、うま味も取り除かれてしまうため、ろ過した水にミネラルが足されていることが多いようです。